2シーターという狭い空間に丸まって、結局は朝まで車中泊をしてしまった・・・
しかしベンツのシートがかなり快適で、思ったよりも普通に眠る事ができた。

鳥の声で目が覚めると、もう車の外は少し明るくなり始めている。
携帯の時計を見ると、どうやら6時間くらいは普通に眠っていたみたいだ。

ちょっとした仮眠のつもりだったのに、思いのほか熟睡できたようで体は軽い。
周りの景色も見え始めたので、早朝5時からのオープンドライブに再び出発する。
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ルーフを開けて朝一番の空気を体で感じながら、風を切って走るのはとても気持ちいい!

さすがに朝は少し冷え込んでいたが、足元の暖房とシートヒーターで全く問題はない。
温度も熱くなりすぎると自動で抑えてくれるので、さすがはベンツといったところだ。
澄み切った空気を感じながら、早朝のドライビングを少しの時間楽しんだ。

そのまま西伊豆を北上し、辿り着いた次のスポットは黄金崎(こがねざき)公園という場所。
ここに立ち寄ったのは、自分の目でぜひ見てみたいと思うものがあったからだ。
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それがこの通称“馬ロック”と言われる奇岩である。


この場所は夕陽を浴びて、岩肌が黄金色に輝くことで有名な景勝地となっている。
それが“黄金崎”の由来ともなっているのだが・・・
その黄金崎公園の先端にある岩肌が、馬の形そっくりに見えるというのだ。


馬ロックとして注目され始めたのはここ数年の事だが、西伊豆には他にも奇岩が多く存在する。
中にはゴジラやゾウ・ライオンにそっくりの奇岩まであるらしいので、とても気になる情報だ。
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そして実際の馬ロックを撮影してきた写真がコレだ。
頭の部分の岩肌にはクロマツが茂り、絶妙な感じでたてがみとして見えるところが凄い!

競馬の必勝祈願をした人が大金を当てたという噂もあり、地元では絵馬まで売り出されている。
奇岩というには何とも縁起のいいその姿を、どうしてもこの目で確かめたかったのだ。
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一つ気になったのは馬の顔先にあるこの小島で、朝釣り(夜釣り?)をしている人影が見えたこと・・・
ここは馬ロックからも完全に離れているし、どうやってここまで渡ったんだろう?

まさか泳いで・・・、なんて事は絶対に無理だと思うが。
朝の6時から送り迎えの船でも出ているのだろうか??
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この馬ロックは、日本の奇岩百景にも登録されているみたいだ。

夕日に照らされて黄金色に輝く姿は神々しいとさえ言われるが、朝だったのでその姿は見れず・・
しかし早朝の白っぽい岩肌は、それはそれで白馬の様にも見えてくる。

見れば見るほどもう馬以外には見えなくなるその姿を、直接拝む事ができて大満足だった。
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昔から馬というのは神の使いとして、縁起の良い動物だと言われてきた。
そして人間にとっての馬という存在も、昔は旅の足として共に歩んできた相棒とも言える。

そして現代の馬の代わりとなる相棒は、車やバイク等のマシンという事になるだろう。
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馬も車もそういった意味ではとても大切な存在で、時代が移り変わってもそれは変わらない。
きっと私は前世でも、馬にまたがって各地を旅していたのではないだろうか?

今はベンツという名の“馬”に乗り込み、西伊豆の海岸線を北へと向かって再び走り始めたのだった・・・


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